岩屋神社に明石最古の伝統神事「おしゃたか舟神事」を見学に行ってきました

おしゃたか舟神事を見学に行ってきました

明石市材木町の岩屋神社に行われた伝統神事「おしゃたか舟神事」を見学に行ってきました。

「おしゃたか舟神事」は、海難防止と豊漁を願って斎行される神事。今から1800年前に始まったとされる明石最古の伝承行事、海上神事です。

おしゃたか舟

おしゃたか舟

10時から本殿で神事が始まります。本殿の前には「おしゃたか舟」が並べられています。

本殿の中での神事が終わったらおしゃたか舟のお祓いをします。

茅の輪くぐり

茅の輪くぐり

続いては宮司さんの茅の輪(ちのわ)くぐりが行われます。

茅の輪のくぐり方

茅の輪くぐりにはルールがあり、本殿の前にくぐり方が紹介されています。

  1. 茅の輪をくぐり左へ廻る
  2. 茅の輪をくぐり右へ廻る
  3. 茅の輪をくぐり左へ廻る
  4. 茅の輪をくぐり正面へ進む
氏子が続きます

宮司さんに続いて、赤い鉢巻を首に巻いた氏子の皆さんも輪をくぐって神社の外に向かいます。

おしゃたか舟は約1.5mほど。抱える姿が凛々しいですね。

500m南の漁港に向かいます

漁港に向かう列

太鼓持ちと宮司さんを先頭に、一列になって、「おしゃたかー」の掛け声とともに、500m南の漁港に向かいます。

おしゃたかとは、神様が「おじゃったか(おいでになったか)」という方言です。

500m南の港に向かいます

安全祈願と餅撒き

餅撒き

漁港に用意された仮設テントで安全祈願があり、その後は餅撒きが行われます。

おしゃたか舟を海に投げ込んでいきます

おしゃたか舟を投げ込む氏子

氏子が順番におしゃたか舟を海に向かって投げ込みます。

海に飛び込む氏子

舟を投げ込んだら海の中に飛び込んでいきます。
今日は気温も高く暑かったですが、水はまだ冷めたそうです。

泳いで港の出口に向かいます

泳いで港の出口に向かいます

氏子は、泳ぎながら、おしゃたか舟を前方に放り投げます。

放り投げる時に、「おしゃたかーおしゃたかー」と言って投げているようですが、港では聞き取ることはできませんでした。

漁船は松江海岸に向かいます

7艘の漁船も出航して、海上神事に向かいます。

氏子は漁港の出口まで泳いだら漁船に回収されます。

そのまま西の松江海岸に向かい、海に沈む大きな「赤石」付近の海上で神事が行われます。

赤石の碑

赤石の碑

林崎から松江の間に小さな休憩所があり、その横に「赤石の碑」という横幅1.5mくらいの赤い岩が置かれています。

矢に射られた鹿が血で赤く染まり、そのまま岩(赤石)になったという伝説があり、それが「あかし」という地名の由来になったとも言われています。

この岩と同じくらいのサイズの「赤石」が松江の沖に沈んでおり、神事はその赤石付近で執り行われます。

岩屋神社

岩屋神社

岩屋神社は1800年以上の歴史ある明石鎮座の古大社です。
主祭神は伊弉諾命(いざなぎのみこと)。
家内安全・商売繁盛・開運招福・災厄消除・縁結びの神として、御神徳広く崇敬されています。

【所在地】兵庫県明石市材木町8-10

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