近畿(関西)の梅雨入り・梅雨明け
ゴールデンウイークが終わり、次に気になりはじめるのが、梅雨入りの時期ですね。
昨年は、梅雨前線の北上が遅れ、平年よりも遅めの6月14日に梅雨入りしました。
2023年の近畿(関西)エリアの梅雨入り&梅雨明けがいつ頃なのか、過去の傾向も見ながらまとめています。
近畿(関西)の梅雨入り情報
(2023/5/29)
気象庁から、九州北部、四国、中国、近畿、東海が、5月29日(月)頃梅雨入りした模様と発表されました。
近畿(関西)では、平年より8日早い、昨年に比べ16日早い梅雨入りとなりました。
(2023/5/18)
日本気象協会tenki.jpによると、5月18日に沖縄・奄美地方で平年より遅い梅雨入りした模様。
梅雨前線の北上は平年と同様か遅い傾向で、梅雨入りは、九州南部と北陸、東北で平年より遅く、九州北部から関東甲信は平年並みの予想となっています。
近畿(関西)エリアでは、6月上旬に梅雨入りの見込みで、ほぼ平年並みの予想。梅雨時への備えは早めに行っておきましょう。
2023年梅雨入り予想 九州南部・北陸・東北は梅雨入り遅い傾向 関東甲信は平年並
平年は6月6日頃
年によっても変動がありますが、近畿での梅雨入りは平年で6月6日頃。
観測されている1951年から昨年までで近畿で最も早い梅雨入りは、1956年の「5月22日頃」。
反対に最も遅かったのが、2019年の「6月27日頃」。
過去の梅雨入り時期を見ると、5月下旬:11回、6月上旬:37回、6月中旬:20回、6月下旬:3回、不明:1となっており、6月上旬~中旬に梅雨入りしている年が多くなっています。
ここ数年は比較的梅雨入りは平年に比べ遅くなっている傾向にあります。

近畿(関西)の梅雨明け情報

7月20日、大阪管区気象台から、「近畿地方は梅雨明けしたと見られます。」と発表されました。
昨年よりも3日早い、ほぼ平年並みの梅雨明けになりました。
近畿地方は梅雨明けしたと見られます。
近畿地方は、太平洋高気圧に覆われておおむね晴れています。向こう一週間も、引き続き太平洋高気圧に覆われて晴れる日が多い見込みです。
このため、近畿地方は、7月20日ごろに梅雨明けしたと見られます。(参考事項)
1 近畿地方の梅雨入り、梅雨明けの時期
梅雨入り 梅雨明け
平年 : 6月 6日ごろ 7月19日ごろ
昨年 : 6月14日ごろ 7月23日ごろ
日本気象協会によると、今年の近畿(関西)の梅雨明けは7月中旬頃の予想です。
昨年は7月23日(速報値では6月28日)でしたが、今年は少し早めに梅雨明けしそうです。(平年並みか少し早め)
【動画解説】2023年梅雨明けはいつ? 今年の夏の傾向も解説 この夏にしたいことを語ります!
過去の梅雨明け傾向
年によっても変動がありますが、近畿(関西)での梅雨明けは平年で7月19日頃。
過去の梅雨明け時期を見ると、7月上旬:7回、7月中旬:39回、7月下旬:22回、8月上旬:3回、不明:1となっており、7月中旬~下旬に梅雨明けしている年が多くなっています。
梅雨の期間は平均すると41日間。過去最短は17日間、最長は61日間。長いと2ヶ月ほど梅雨が続くことも。

近畿での過去の梅雨入り・梅雨明け情報
年 | 梅雨入り | 梅雨明け | 梅雨期間日数 |
---|---|---|---|
2010年 | 6月13日ごろ | 7月17日ごろ | 34日 |
2011年 | 5月22日ごろ | 7月8日ごろ | 47日 |
2012年 | 6月8日ごろ | 7月16日ごろ | 38日 |
2013年 | 5月27日ごろ | 7月8日ごろ | 42日 |
2014年 | 6月3日ごろ | 7月20日ごろ | 47日 |
2015年 | 6月3日ごろ | 7月24日ごろ | 51日 |
2016年 | 6月4日ごろ | 7月18日ごろ | 44日 |
2017年 | 6月20日ごろ | 7月13日ごろ | 23日 |
2018年 | 6月5日ごろ | 7月9日ごろ | 34日 |
2019年 | 6月27日ごろ | 7月24日ごろ | 27日 |
2020年 | 6月10日ごろ | 8月1日ごろ | 52日 |
2021年 | 6月12日ごろ | 7月17日ごろ | 35日 |
2022年 | 6月14日ごろ | 7月23日ごろ | 39日 |
※梅雨期間の日数は、梅雨入りと梅雨明けの日から計算しています
気象庁のサイトに、1951年以降の近畿での梅雨入りと梅雨明けのデータが公開されています。
ホームページ 昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):近畿