八木海岸に「アカウミガメサンクチュアリ」区域!ウミガメの上陸・産卵に適した海岸づくりを

アカウミガメサンクチュアリ

八木海岸にアカウミガメサンクチュアリ

明石市のホームページによると、国土交通省によって八木海岸の一部に「アカウミガメサンクチュアリ」という区域が設定されたようです。

アカウミガメはとても臆病でデリケートな生き物。砂浜が騒がしかったり汚れていると上陸・産卵をしません。

そのため、八木海岸では、夕方4時以降のジェットスキーの利用を制限しています。
また各自ゴミの持ち帰りや、夜間に大きな音を出すことのないよう呼び掛けを行っています。

アカウミガメが産卵にくるのは明石だけ

明石川から江井島にかけて明石の海岸では、これまで定期的にウミガメの上陸・産卵が確認されています。

世界中には7種類のウミガメがいますが、明石に産卵にくるウミガメは「アカウミガメ」です。

アカウミガメは、アオウミガメと並び水族館でもよく見られるウミガメですが、絶滅危惧種に指定されています。

現在、大阪湾周辺でアカウミガメの産卵が定期的に確認できているのは明石の海岸だけなのです。

サイクリングロードに情報募集の看板

ウミガメもやってくる海岸線

明石の海岸線には、サイクリングロード「浜の散歩道(播磨サイクリングロード)」が整備されていますが、サイクリングロード脇の護岸にはウミガメの情報提供を呼び掛ける看板が設置されています。

散歩や自転車などでサイクリングをしているときに、ウミガメが上陸している姿や、上陸跡のようなウミガメの足跡を発見したときには市役所に情報提供を呼び掛けています。

浜の散歩道をサイクリング

【浜の散歩道】自転車で明石の海岸線をのんびりサイクリング 藤江~松江~江井島

2019年5月26日

ウミガメに優しい海岸づくり

アカウミガメの産卵

アカウミガメの産卵イメージ

ウミガメは静かで明りの少ない浜に産卵すると考えられているため、明石市ではアカウミガメの産卵に配慮した海岸づくりを進めています。

ウミガメが上陸・産卵するときに支障となるゴミをなくすため、ビーチクリーナー等での海岸清掃やボランティアによる海岸清掃も実施されています。

明石の海岸がより良くなって、アカウミガメが安心して上陸できる、そして産卵に訪れたくなる海岸になるといいですね。

ホームページ アカウミガメサンクチュアリについて(明石市)

明石市のウミガメ保護の取り組みについてはコチラもご覧ください。
ホームページ ウミガメ保護の取り組み(明石市)

こちらもよく見られています


アカウミガメサンクチュアリ
情報は掲載当時のものです。内容が変わっている場合もありますので、情報をご利用される際は公式サイトなどで最新の情報をご確認ください。