アルコール消毒液に替わる「次亜塩素酸水」
新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、マスクだけでなく消毒用アルコールや除菌シートなどウイルス対策に使えそうなものは品薄状態でなかなか手に入らない状態が続いていますね。
明石市でも感染される方が日を追うごとに増えていっており、身近に迫った未知のウイルスにどう対処すべきか悩むところです。
日常生活で一番気になるのが、身の回り品の消毒です。1ヶ月前にはそこまで思いませんでしたが、最近では、手はもちろんのこと、スーパーで買ってきた食材や宅配で届く段ボールまで気になりだしてきました。
アルコール消毒液が手に入らないなか、明石市の広報誌に掲載されていた消毒薬も作って試してみたりもしてみましたが、手に使えず、買ってきたものを拭くにもちょっと使いにくい。。。
何かいい対策がないかと調べてみると、ネットで「次亜塩素酸水」なるものが。
この「次亜塩素酸水」一体何かと調べると、厚生労働省が定める次亜塩素酸を主成分とする塩酸や食塩水を電気分解した水溶液のことだそうで、食品添加物としても指定されているそうです。
商業施設やスーパーの入口にプッシュ式の消毒液が置かれていますが、アルコール消毒液に代わって、この「次亜塩素酸水」が使われ始めているようです。
身近なところではアスピア明石の入り口にも「次亜塩素酸水」が置かれています。水っぽく揮発性がないため、最初はアルコールを薄めて使用しているのかと思っていました。(アスピアの担当の方すみません)
この「次亜塩素酸水」は、新型コロナウイルスの騒動以前より医療機器などの消毒はもとより、花粉や家庭内のゴミの脱臭やペットの匂い消し・除菌などにも使用されてきたもののようです。
ちなみに「次亜塩素酸水」と間違われやすい「次亜塩素酸ナトリウム」というものがあるのですが、こちらは塩素系除菌漂白剤の主成分で、肌や皮膚への刺激が強く、手や指の消毒には使用できませんので注意が必要です。
ジアットX キレイ空間
『ジアットX キレイ空間(弱酸性次亜塩素酸水)』という製品を注文してみました。
ダイソーで買ってきたスプレーボトルに少量移し替え、2倍に希釈してキッチンペーパーにスプレーし、ドアノブやインターホン、スマホなど身の回りのものの消毒に使用しています。
アルコール消毒液のような匂いも特になく、肌についても刺激は全然ありません。ツンっとした匂いもないので実感がわきにくいですが、とりあえず消毒しているという安心感はあります。
今後は、宅配で届いた段ボールやスーパーで購入してきた食品のパッケージなども気になるので消毒したいと思います。
忘れがちなのが、ショッピングバッグだそうです。布製バッグで1日、ビニールバッグだと3~4日もウイルスが付着しているそうなので気を付ける必要がありそうです。
使い捨てマスクも今までであれば、短時間であっても気にすることなく捨てていましたが、手に入らなくなった今は貴重品なので、洗濯して使用しています。マスクにも表裏にスプレーして使用することで安心感が増します。
他にも現金やクレジットカード、ポイントカードなどの消毒にも使えますね。
とにかく何でも気になったところにスプレーできるので便利です。消毒液が入手できない方は一度「次亜塩素酸水」試してみてください。
次亜塩素酸水は希釈不要タイプがおすすめ
今回買った『ジアットX キレイ空間』は、100ppm(ppmは濃度)で、用途に応じて希釈して使うタイプだったのですが、色々と調べると希釈せずにそのまま使えるタイプの方が効果が高いようです。
次亜塩素酸水は濃度だけでなく、PH(ペーハー)も重要で、希釈するとPHも変化してしまい除菌効果が変わってしまうとか。また希釈のたびに空気に触れることで有効塩素濃度が下がり、時間の経過とともにただの水に戻ってしまうそうです。
たっぷり使えてお得かと思って薄めて使うタイプを選んでしまいましたが、もしこれから買われる方には、希釈せずに使えるタイプをおすすめします。
ちょっと高めですが、次に買うなら、医師のおおたわ史絵先生がブログで紹介している「アンチウイルスミストシャワー」が良さそうかなと思っています。
いつまでこの状態が続くのか全く先が見えない不安な日々、感染しない・感染させないためには、不要不急の外出は避けることと同時に消毒・除菌で予防するしかありません。
神経質になりすぎてストレスを溜めてしまうのはよくありませんが、注意するに越したことはありません。次亜塩素酸水で少しは安心がプラスされた気がします。
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