新駅・新幹線基地のイメージ図が公開
JR神戸線の大久保駅-魚住駅間に計画されている新駅と新幹線車両基地のイメージ図が公開されています。
JR西日本から提供されたものを、12月26日(木)の会見で泉房穂明石市長が発表しています。
まだ大まかなイメージですが、以前に出ていたものと比べると、新駅の場所も示され、少し具体的な形になっています。
新駅の予定地は、大久保駅と魚住駅のちょうど中間地点、国道2号線沿いにある「すき家 2国明石魚住店」の南あたりになるようなイメージです。
2019年12月26日付の神戸新聞NEXTの記事によると、イメージ図はまだ大まかな位置を示すもので、来年の3月をめどにJR西日本から明石市へ計画内容を改めて提案されるようです。
兵庫県明石市の泉房穂市長は26日、会見を開き、JR西日本が神戸線の大久保-魚住間に計画している新幹線基地と新駅について、JR西から提供されたイメージ図を公開した。JR西の計画について、市が具体的な資料を示すのは初めて。
図は、新駅と車両基地、基地への引き込み線の大まかな位置を示したもので、泉市長が25日、JR西本社で担当者から受け取った。JR西は「3月末をめどに計画内容をあらためて提案したい」と説明したという。
イメージ図でを見てもかなり広い範囲の整備に及ぶことが分かります。2019年11月15日付の神戸新聞NEXTでも取り上げられていましたが、新駅・新幹線車両基地に加え、商業地域や宅地など最大100ヘクタールにも及ぶ大規模開発になるようです。
関係者によると、大阪延伸が予定される2037年までに約30ヘクタールを整備し、新幹線の増発や車両保守の拠点にする。周辺には在来線の新駅に加え、商業地域や宅地など最大で100ヘクタール(阪神甲子園球場25個分)を超す大規模開発を検討している。
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明石市側は、市民にも賛否あり、明石市にプラスになるかを考え総合的に判断したいとのこと。
計画について、泉市長は「市民の中にも賛否いろんな声があるのは認識している」とした上で、「明石のまちにプラスかどうかを総合的に判断するべきであり、このようなイメージ図を示されただけの状態では賛成できない」と、これまでの主張を繰り返した。
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