ウイズ明石で筑前琵琶ミニコンサート開催
筑前琵琶ミニコンサート「琵琶百番 大藪旭晶の小宇宙」が、2019年6月23日(日)ウイズ明石(アスピア明石北館)で開催されます。
筑前琵琶は、明治時代の中頃、筑前地方(九州北部)に伝承されてきた盲僧琵琶(盲目の琵琶法師)に、薩摩琵琶や三味線音楽の要素を取り入れて生まれた琵琶楽の一流派です。
大正の終わりごろから昭和の初めにかけて琵琶は全国的に流行っていて、明石でも毎週のように琵琶演奏が行われていたのだとか。
普段あまり聞くことのない琵琶演奏ですが、この機会に臨場感のある琵琶の演奏を楽んでみてはいかがでしょうか。
今回の演目
筑前琵琶曲は、おとぎ話から戦国時代、幕末、怪談など幅広く600曲ほどあり、中でも平家物語を題材としたものが最も多く約80曲あります。
100曲の演奏を目指して、年に3~4回の「琵琶百番 大藪旭晶の小宇宙」がを開催され、今回はその8回目となります。
今回の演目は、〈粟津が原〉、〈月に偲ぶ〉、〈大物の浦〉の3曲です。
- 〈粟津が原〉木曽義仲と乳母子の今井兼平の最期を描いた平家物語の巻9「木曽最期」を題材にした曲
- 〈月に偲ぶ〉九州大宰府に左遷された、のち天神さんとあがめられた菅原道真の心情を詠う
- 〈大物の浦〉兄の頼朝に疎んじられ逃避行中の義経は、尼崎の大物の浦で静御前と別れ船出するが…
筑前琵琶ミニコンサート「琵琶百番 大藪旭晶の小宇宙」
【開催日】2019年6月23日(日)
【時間】開場:14:00 開演:14:30
【料金】1,000円
【会場】ウィズあかし 学習室803(アスピア明石北館8階)
【所在地】兵庫県明石市東仲ノ町6-1
【アクセス】明石駅から東へ徒歩3分
ホームページ 筑前琵琶女流・大藪旭晶のホームページ