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明石駅前「らぽす」取り壊し・解体
明石駅前、国道2号線沿いのビル「らぽす(明石商工会館)」の取り壊しが決定したようです。
らぽすは1951年に完成した建物。昨年12月の耐震診断で、耐震性能が指標値を大きく下回ることが判明し、ビルの今後について関係各所で検討が進められていました。
神戸新聞NEXTで、所有会社が取り壊す方針が発表されていました。
「らぽす」の名で親しまれる複合ビル・明石商工会館(兵庫県明石市本町1)を所有会社が取り壊す方針を固めた。耐震性能が基準を満たしていないためで、19日に臨時株主総会を開いて決議する。70年にわたって明石駅前を見守ってきたビルが姿を消す。(長尾亮太)
所有会社などによると、ビルはまちが戦後復興を遂げつつある1951年に完成。明石商工会議所をはじめとする市民らが発案し、当時の大洋漁業社長が建設を支援した。市内で初めてエレベーターを備え付け、商議所やデパートが入居したという。
明石商工会館「らぽす」取り壊しへ 築70年超、耐震基準満たさず 改修費4億円以上とも
1階に入るチャイニーズ×イタリアンの「olive×茶々(オリーブ・クロス・ちゃちゃ)」が5月末で閉店することが告知されていましたが、その理由も「ビル取り壊し」でした。
また、5階に入っていた「明石市民ホール」も昨年12月以降使用中止になっていました。
靴の修理に出すとき以外は、普段あまり入らなかったビルですが、子どもの頃から当たり前にあったものがなくなるのはやっぱり寂しいですね。
昭和感あふれる雰囲気が良かったんですけどね。
昔の明石といえば、個人的には「ダイエー」「スギハラ」「らぽす」のイメージでした。また一つ時代が終わっちゃいますね。
らぽす(明石商工会館)
【住所】兵庫県明石市本町1丁目1-32