明石城・坤櫓の限定公開
明石城・坤櫓(ひつじさるやぐら)が2024年9月から11月の土日祝限定で公開されます。
明石城には坤櫓と巽櫓(たつみやぐら)があり、全国に12基のみ現存する三層櫓のうちの貴重な2基です。
築城当時の400年前から現存する櫓で、当時の趣きを堪能することができます。
櫓では、子午線観光ガイドボランティアの方がおられ、質問すればいろいろと教えてくれますよ。
今回の「秋の特別公開」では坤櫓のみの公開となっており、もう一つの巽櫓は「春の特別公開」として3月~5月に公開の予定です。
過去、11月の祝日には、坤櫓3階の特別公開が行われていましたが、今年は未定です。
公開時間は、10時から16時まで。無料で見学できます。
雨天(少雨含む)・荒天時は文化財保護の観点から公開が中止されます。
坤櫓
明石城の南西(明石駅側から見て左側)に建つ櫓が坤櫓。今回公開されるのはこちらの櫓です。
明石城最大の櫓で、元々造られなかった天守閣に代わる役割を果たしていたと言われています。
干支を使った方位で、本丸の南西 [=未(ひつじ)と・申(さる)の方位] に建てられたので坤櫓(ひつじさるやぐら)と名付けられています。
巽櫓
明石城の南東(明石駅側から見て右側)に建つ櫓が巽櫓。
本丸の南東 [=辰(たつ)・巳(み)] に建てられたので巽櫓(たつみやぐら)と名付けられています。
明石公園(明石城)
【住所】兵庫県明石市明石公園1-27
【アクセス】JR明石駅から北に徒歩5分。公園入口から櫓までは徒歩10分程度。
ホームページ 明石公園