2024年度「第27回 明石薪能」は狂言「伯母ヶ酒」と能「敦盛 二段之舞」(10月5日、明石公園にて)

2024年度「第27回 明石薪能」は狂言「伯母ヶ酒」と能「敦盛 二段之舞」(10月5日、明石公園にて)

明石公園・西芝生広場で「明石薪能」開催

伝統文化を今に伝える催し「明石薪能」が、2024年10月5日(土)に明石公園で開催されます。

27回目を迎える今回の演目は、狂言「伯母ヶ酒(おばがさけ)」と能「敦盛 二段之舞(あつもり)」。

明石公園の西芝生広場に移動式の能舞台が設置され、かがり火の中、明石城を背景に狂言や能を堪能することができます。

チケットは、あかし案内所、明石文化国際創生財団、チケットぴあで販売中です。

第27回 明石薪能

お能を楽しむための会

当日の能「敦盛」を楽しむために、事前解説講座が開かれます。

能についての基礎知識から、当日の演目「敦盛」の解説まで、資料を使って分かりやすく、楽しく学べる初心者向けの講座です。

事前に解説を受けておけば当日の能舞台をより堪能することができます。

参加料は無料ですが、事前申込が必要です。申込は8月15日から。

【開催日時】
①2024年9月13日(金)18:30~20:00
②2024年9月21日(土)10:00~11:30
③2024年9月21日(土)18:30~20:00

【講師】観世流能楽師 笠田 昭雄
【定員】①②30名、③60名(先着順)
【料金】無料
【場所】ウィズあかし ①学習室701、②学習室803、③学習室801
【所在地】兵庫県明石市東仲ノ町6-1 アスピア明石北館

敦盛のあらすじ

 源平の合戦、一の谷の戦いで、年端もいかない当時16歳の平敦盛を泣く泣く討ち取った熊谷次郎直実(くまがいのじろうなおざね)は、あまりの痛ましさに出家し蓮生法師(れんせいほうし)となりました。
 蓮生が敦盛を弔うために一の谷を訪れ回想にふけっていると、笛の音が聞こえ、草刈り男たちが現れます。蓮生とのやり取りの後、その中の一人が敦盛のゆかりの者であるとほのめかして姿を消します。
 その晩、蓮生が敦盛の菩提を弔っていると、往時の姿の敦盛が現れます。敦盛は、自分を弔う蓮生は、以前は敵でも今は真の友であると喜び、平家一門の衰勢を語り、最期を迎えた前夜の酒宴のさまの舞を舞います。そして、一の谷で熊谷次郎直実と一騎打ちとなって討たれた戦いの場面を再現して見せ、法の友である蓮生に徳を積むようにと願って去っていきます。
 作者世阿弥の「敦盛」は、敵同士だった二人が仏縁によって真の友となるという、熊谷次郎直実の心情に焦点を当てています。

チケット

  • S席(指定席):前売7,000円、当日7,500円
  • A席(指定席):前売5,000円、当日5,500円
  • 自由席:前売2,500円、当日3,000円
  • 自由席(高校生以下):1,000円

第27回明石薪能

能舞台

【開催日】2024年10月5日(土)
【時間】17:30開場、18:15開演
【座席数】1,200席
【場所】明石公園 西芝生広場(組立式能舞台)
【チケット販売日】2024年7月30日(火)~
【チケット販売所】あかし案内所、明石文化芸術創生財団、チケットぴあ

ホームページ 令和5年度(2023年) 第26回明石薪能

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