明石公園に大規模アリーナができるかも!兵庫県知事の記者会見で候補地として発表

明石公園に大規模アリーナができるかも

明石公園に大規模アリーナ整備の候補地に

兵庫県の井戸敏三知事が12月23日(月)の定例記者会見で、新年の抱負の中で大規模アリーナの整備を検討する方針ならびに「明石公園」が候補地の一つとなることを発表していました。

兵庫県内には現在大規模スポーツ施設がないため、世界的なスポーツ大会などを誘致できないという問題があり、興行的に必要な2万人以上を収容できる大規模アリーナ(スポーツ施設/イベント会場)を整備したいとのこと。

候補地としては明石公園のほか、三木市の「三木総合防災公園」や尼崎市の「尼崎21世紀の森」なども上がっているようですが、防災公園はアクセス面で、また尼崎は大阪の吹田にも整備予定の大規模アリーナとの近接面から課題もあるようです。

明石公園は、JR明石駅のすぐ前にあることから交通やアクセスの良さもあり、吹田からも一定の距離があることから、有力な候補地になっているようです。

アリーナの整備には5万平米が必要とのことで、ほぼ東京ドームクラスのものが入ってくると考えると、かなりのスペースが必要になってきます。

記者との質疑の中では、明石公園に整備される場合、自転車競技場やテニスコートの周辺が候補地になるかもしれないとのこと。

明石公園に整備するのであれば、明石城跡など史跡の文化財調査が前提になり、そもそも作ることができるのかもこれからの検討。

今後10年の間に候補地や規模も含めて検討が進められていくようです。

神戸新聞NEXTにも記者会見の内容が紹介されています。

兵庫県の井戸敏三知事は23日、2万人以上を収容できる大規模アリーナ(室内競技場・多目的施設)の建設を検討する方針を明らかにした。県内には1万人以上収容可能な屋内型施設がなく、世界的なスポーツの大会や大型コンサートの誘致を視野に入れる。大阪府が国内最大級のアリーナ建設計画を打ち出しており、検討の背景には需要を奪われる危機感もある。
(中略)
井戸知事は定例会見で、20年度当初予算案に検討費を盛り込む可能性を示唆。財政面も加味し実現性を議論するとしながら、交通やアクセス手段を踏まえ、JR明石駅に近い県立明石公園は「候補地の一つ」とした。ただ、明石城跡など史跡との調整が必要になるという。
神戸新聞NEXT

(アイキャッチ画像はイメージです)

兵庫県知事定例記者会見2019年12月23日

  1. 令和2年 新年の抱負
  2. マイナンバーカードの普及とマイナンバーの利活用の促進
  3. 令和元年度「五つ星ひょうご」選定商品の決定
  4. 知事の東日本大震災被災地訪問(宮城県)
  5. 阪神・淡路大震災25年事業
    (1) 「人と防災未来センター 震災25年特別展示」の開催
    (2) 令和元年度「防災とボランティアのつどい」の開催
  6. 県立歴史博物館 特別企画展「スケッチでたどる兵庫の建築と景観」の開催

大規模アリーナの件は、24分頃の質疑応答で触れられています。

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