JR西日本が来年4月から値上げ
JR西日本が来年2023年4月から運賃を10円値上げ(上乗せ)することを発表しています。
2021年12月に国が創設した、都市部において鉄道の利用者に広く負担を求めバリアフリー化を進める制度(鉄道駅バリアフリー料金制度)を活用するもの。
JR西日本では、京阪神地区において、2032年度までに整備対象エリアの全駅(211駅・603番線)にホーム柵(可動式または昇降式)あるいはホーム安全スクリーンを整備することを計画しています。
2022年度から先行して整備を進めるエリアと2025年度に整備を進めるエリアに分け、整備対象エリア内を利用する場合、運賃に10円上乗せとなります。通勤定期は1ヶ月あたり300円の上乗せとなり、通学定期には上乗せはありません。
先行整備の対象区間は京都-西明石間、大阪環状線、JR難波-奈良間、天王寺-和歌山間など。
整備計画
2022年度末までに、京都-西明石間、大阪環状線、JR難波-奈良間、天王寺-和歌山間など、①の整備対象エリアにてホーム柵を15駅・42番線に整備する計画です。
その後、2027年度までに、②のエリアにホーム柵を25駅・78番線、ホーム安全スクリーンを84駅・245番線に整備を完了する計画となっています。
運賃値上げ
まずは先行して2022年度から整備は進められるエリアにおいて、2023年4月1日から大人運賃10円の値上げとなります。
詳しくはJR西日本のニュースリリースをご覧ください。
ホームページ 鉄道駅バリアフリー料金制度を活用してバリアフリー設備の整備を加速してまいります
ちなみに山陽電車でも、全線で2023年4月1日から一律10円の値上げが発表されています。