2022年(令和4年)いかなご解禁日は3/1 価格・イカナゴ漁況予報!今年のシンコ漁状況(3/19終漁)

2022年(令和4年)いかなご解禁日・価格・イカナゴ漁況予報

2022年(令和4年)いかなご解禁日

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2024年(令和6年)いかなご解禁日は?価格・イカナゴ漁況予報!今年のシンコ漁状況

2024年(令和6年)いかなご解禁日は3/11!価格・イカナゴ漁況予報!今年のシンコ漁状況【3/11で終漁】

2024年1月10日
2022年(令和4年)のいかなごシンコ漁解禁日

・播磨灘:3月1日(火)解禁
・大阪湾:3月1日(火)解禁

大阪湾のシンコ漁解禁日が3月1日になることが、播磨灘の発表に先行して2月21日に発表されていましたが、播磨灘の解禁日も大阪湾と同じく3月1日となることが2月24日に発表されました。

ちなみに昨年2021年(令和3年)のいかなごシンコ漁は、播磨灘・大阪湾ともに3月6日が解禁日でした。

2月17日に発表された「イカナゴシンコ(新子)漁況予報」(兵庫県立農林水産技術総合センター)では、平年並みには戻っていないものの昨年を上回るシンコ漁獲量が期待できるようです。

終漁日

  • 大阪湾・・・3月7日 ※昨年は3月11日
  • 播磨灘・・・3月19日(東播磨は3月17日) ※昨年は3月20日

大阪湾では、解禁日の1日以降漁況が芳しくなく、4日~6日を休漁としましたが、7日も不漁だったことから終漁を決定。実質4日間の出漁となり、一昨年の2日間、昨年の3日間に続く早期の終漁となっています。

播磨灘では、3月19日(東播磨・淡路島西岸は3月17日、姫路以西は3月19日)に終漁となることが決まっています。実質17日間(東播磨は15日間)の出漁、平年に比べると依然漁期は短いですが、昨年の13日間よりは少し長くなりました。

2022年(令和4年)いかなごシンコ漁情報

(2022/3/19)本日最終日

いかなごシンコ漁も本日が最終日。

東播磨の漁は終わっていて、西播磨のみの出漁のため、入荷時刻は遅くなるようです。魚の棚商店街の松庄さんによると10時頃?の予定です。

(2022/3/17)解禁17日目

昨日時点で、サイズもずいぶん大きくなっている様子。(6~7cm)

播磨灘の終漁日は3月19日(土)に決まりました。東播磨は本日3月17日で終漁。

(2022/3/14)解禁14日目

魚の棚では、キロ800円中心(~700円)で出ているようです。

スーパーのマルハチにも置かれていましたが、大きめでキロ1,700円でした。

(2022/3/11)解禁11日目

お店にもよりますが、わりとサイズは大きめになってきた印象。(5~6cm)

値段も安く魚の棚では昼前に概ね1,000円ほど。中には800円で出しているお店も。

(2022/3/9)解禁9日目

まだそんなにサイズも大きくなっておらず状態はまだまだ良さそうでした。

値段も落ち着いてきて昼前でキロ1,500円のお店が多いようです。中には1,300円まで下げているお店も。

サイズ的にも値段的にも今頃が買いやすいかもしれませんね。

(2022/3/7)解禁7日目

2週目に入り少し値段も安くなってきているようです。

ちなみに大阪湾では本日の漁も芳しくなく、本日をもって終漁となるようです。

(2022/3/6)解禁6日目

本日は、播磨灘・大阪湾ともに休漁日です。

(2022/3/5)解禁5日目

解禁後初めて迎える土曜日でしたが、魚の棚は人が少ない印象。
10時前では朝一番分はほぼ終わっていましたが、キロ4,000円ほど。
親いかなごのフルセを置いている店舗も多かったです。

大阪湾は昨日に引き続き休漁。

(2022/3/4)解禁4日目

魚の棚では今日も順調に入荷されているようです。

なお、大阪湾(神戸市、淡路島、大阪府の漁業者)では漁獲量低迷のため3月4日(金)5日(土)の2日間休漁となるようです。3月6日は日曜日で休漁日となるため、次回の出漁は週明け3月7日(月)。この日の漁獲量次第では終漁となる可能性もあるようです。

(2022/3/3)解禁3日目

今日は漁況がよくなく水揚げも少なかった様子。
午後魚の棚に見に行くとすでにいかなごは終了していました。

(2022/3/2)解禁2日目

平日ということもあり、魚の棚も人は少なめ。入荷時には列ができますが、その後は少し閑散とした印象。

いかなご自体はサイズも小ぶりで状態の良さそうなものが並んでいます。

お昼前に覗いてみると、2,000円ほどで販売されているお店が多いようです。

(2022/3/1)いかなご解禁日初日情報

解禁日初日の魚の棚商店街に行ってみました。

魚の棚商店街「松庄」

いかなごと言えばここ「松庄」。今年も人気ですね。一段落した後でもまだ列ができています。

いかなごの状態は良いようで、サイズ感も良さげです。

いかなごシンコ

朝一番の入荷分はキロ4,000円から3,800円ほどと昨年に比べると少し安いスタート。

天気が悪いこともあり、いかなご目当てのお客さんの出足は少し鈍いようです。お店によっては10時半頃でも在庫が残っている様子。

以降の入荷分は11時頃に見て、順調に入荷されている様子。値段もキロ3,000円ほどにまで下がっていました。

魚の棚でも10時頃いかなごの入荷が始まりました。

過去のいかなご解禁日及び終漁日

漁期解禁日終漁日
大阪湾播磨灘
2021年(令和3年)3月6日3月11日3月20日
2020年(令和2年)2月29日3月3日3月6日
2019年(平成31年)3月5日3月8日3月25日
2018年(平成30年)2月26日3月17日3月24日
2017年(平成29年)3月7日3月18日3月22日
2016年(平成28年)3月7日3月29日4月23日
2015年(平成27年)2月26日3月27日4月18日
2014年(平成26年)2月28日4月24日4月26日

2022年(令和4年)いかなごシンコ価格値段

初日、魚の棚商店街での価格は、朝一番は4000円~3800円/kgくらいの高値でしたが、昨年に比べると1000円ほど安い印象。

平日で天候不良も重なったこともあり客足が伸びず、午前中には3000円ほどまで低下。午後にはさらに大幅に低下していたようです。

朝一番は4000円スタート、お昼前で2000円ほどで販売しているお店が多いようです。

10日~2週間ほど経って、サイズも大きくなり、800円前後に落ち着いているようです。

2022年(令和4年)イカナゴシンコ漁の予測

2022年2月17日に、兵庫県立農林水産技術総合センターから、2022年度のイカナゴシンコ漁の予測が発表されました。

平年並みにはまだ戻っていませんが、全体的にイカナゴシンコ漁獲漁に改善傾向が見られます。

シンコ漁の予測
昨漁期の漁獲量は、播磨灘、大阪湾、紀伊水道の3海域において平年(標本漁協における平成22~31年の10年間、2、3月のシンコ漁獲量の平均値)を下回り、3海域とも一昨年を上回った。

今漁期の産卵量や稚仔の分布量は、昨年と比較すると増加しているものの、平年を下回っていることから、“今漁期のシンコ漁獲量は、昨年を上回るものの平年を下回る。”と予想される。

※)シンコの網おろし日は各地区漁業者の自主的判断によるが、過去の経験から網下ろしが早過ぎた場合には不漁になる可能性が高い。網おろし日の決定にあたってはこの点を十分に考慮する必要がある。
また、依然としてイカナゴの資源量は低水準であることから、翌年の漁獲量を増やしていくためには、引き続き産卵親魚を残すことを考慮した漁獲や網あげの取組が必要である

2022年(令和4年)イカナゴ稚仔分布調査結果

2022年2月1日に、兵庫県立農林水産技術総合センターから、2022年1月16・17・19日の3日間にかけて実施されたイカナゴ稚仔分布調査の結果が発表されています。

稚仔採集尾数平均値(1㎡水柱あたりの尾数)は、播磨灘では昨年の2.5から3.4に増加、大阪湾では昨年の3.5から15.1へと大幅に増加しています。播磨灘では平年比で見るとまだまだ及びませんが、大阪湾では平年並みの水準にまで回復してきました。

海域ごとの稚仔採集尾数平均値

昨年は、解禁以降の不漁から、大阪湾では解禁日から実質3日間、播磨灘でも実質13日間でシンコ漁が打ち切られました。今年はどうなるのでしょうか。

稚仔採集尾数平均値(1㎡水柱あたりの尾数)からは、今期のいかなごシンコ漁の漁況が少し期待できそうです。

2022年(令和4年)イカナゴ親魚調査結果

2022年1月7日に、兵庫県立農林水産技術総合センターから、2022年のイカナゴ親魚調査結果が発表されています。

産卵量指数は、昭和61年を1.00とした場合の今年は0.32となり、平年比では低い数字ながらここ数年では比較的高い値となっています。

産卵盛期のズレもあるので、正確な判断は難しいとは思いますが、この数字だけを見ると昨年程度のイカナゴの漁獲量はありそうです。

昨年は魚の棚でも漁期後半には結構量があり価格も下がっていました。今年も昨年並みあるいは昨年以上の漁獲量を期待します。

イカナゴの漁獲量推移

平成29年平成30年平成31年令和2年令和3年
1,001(t)1,715(t)899(t)147(t)1,467(t)

令和2年並びに令和3年の漁獲量は水産課調べ(速報値)

兵庫県のイカナゴ漁獲量は、昭和45年頃には約4万トン、その後は1万5千トンから3万トン程度で増減していましたが、平成15年以降は1万トン程度にまで減少。平成29年以降は大幅に減少し2千トンを下回る水準。一昨年は147トンにまで漁獲量を下げました。

昨年は少し回復傾向が見えてきましたが、以前の漁獲量には遠く及ばない状況です。

解禁日までの予定

1月上旬~解禁日まで、以下のとおり調査・予報が公表される予定です。

  • 稚イカナゴ親魚調査結果の公表:1月上旬(公表済)
  • 稚仔分布調査結果の公表:1月末~2月上旬頃(公表済)
  • イカナゴシンコ漁況予報の公表:2月中旬頃(公表済)
  • シンコ漁解禁日の公表:2月下旬~3月前半

※稚仔の分布調査とその結果の公表については天候により日程変更の可能性あり

ホームページ イカナゴ情報(兵庫県立農林水産技術総合センター)

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