明石市を代表する桜のお花見スポット「明石公園(明石城)」。
「日本さくら名所100選」にも選出される明石公園では、明石城を眺めながらのお花見、日本庭園でお花見、池を取り囲む桜を眺めながらのお花見、などお花見の楽しみ方も色々とあります。
今回は、桜の季節になると待ちきれず毎日のように様子を見に行ってしまう桜好きの私がおすすめする、明石公園お花見スポットや穴場の花見場所をご紹介します。
このページの内容
明石公園のお花見スポット
明石城を眺めながらお花見「西芝生広場」
明石城を眺めながらお花見をするなら、石垣の前に広がる「西芝生広場」がおすすめです。
桜の本数はあまり多くはありませんが、明石城の櫓と桜を一緒に眺めながらお花見が楽しめる絶好のスポットです。
広々としているので大人数でのお花見でも場所取りがしやすく、広場で子供さんと遊ぶこともできます。
隣接する「こども広場」にも遊具があり小さな子供たちに人気です。
明石駅からも近く、明石公園の正面入口すぐなのでアクセスが良いも魅力です。
食べ物・飲み物がなくなってもすぐに買いに行くことができます。
日本庭園でお花見「武蔵の庭園」
桜の本数はかなり少ないですが、「武蔵の庭園」からも櫓を見ながらお花見が楽しめます。
芝生の広がる日本庭園でゆったりとくつろげます。
「剛ノ池」を眺めながらお花見
桜をしっかり楽しむなら「剛ノ池」がおすすめです。明石公園でも一番の人気花見スポットです。
明石公園の中でも一番大きな池で、剛ノ池を囲むように桜が植えられている絶好のお花見スポットです。
池の周りには遊歩道もあり、歩いて回るだけでも桜を満喫できます。
桜のトンネルになっている場所もあって散歩だけでも気持ちいいですよ。
池の北側には芝生の広いエリアがあり、ゆっくり座ってお花見が楽しめます。
混んでいるときは北側に広がる「千畳芝」の芝生広場でもお花見ができます。
剛ノ池ではボートやスワンボートにも乗ることができます。
ボートに乗れば、池の周り360度の桜を見渡すことができます。
お堀を眺めながらお花見「桜堀」
お堀を眺めながらお花見を楽しむなら「桜堀」がおすすめです。
お堀に向かってベンチが並べられていて、のんびりお花見を楽しめます。
野鳥も多く、運がよければカワセミに出会えるかも。
子供も楽しいお花見スポット
正面入口からは少し離れますが、公園北部にある「子どもの村」には、大きなキリンのすべり台や木製遊具が置いてあり、子供たちに大人気です。
この広場の北側には桜も多く、比較的人も少ないので、ちょっとした穴場になっています。ベンチも置かれていますよ。
穴場の花見スポット
先ほどご紹介した「子どもの村」の北側以外にも、穴場の花見スポットをいくつかご紹介します。
本丸
明石城には階段で上がることができ、櫓の後ろ側に「本丸」が広がっています。
この本丸には芝生広場があり、周りにはたくさんの桜が植えられています。
展望台に上がってくる方はいますが、お花見客は少なく、本丸周辺は意外と穴場になっています。
ちなみに展望台は眺望がよく、明石駅周辺の街並み、その先には明石海峡大橋や淡路島まで見渡すことができます。
坤櫓・巽櫓の下
お城の石垣前、広場から一段あがった坤櫓(ひつじさるやぐら)・巽櫓(たつみやぐら)の真下も、スペースは広くありませんが、お花見にいいスポットがあります。
西芝生広場とは目と鼻の先なのですが、ちょっと盲点の場所になっているのか、意外と穴場の花見スポットになっています。
櫓と桜を両方楽しめる場所ですが、通路に近いため、人の往来が少し多いのがネックです。
場所取りは必要?
明石公園はお花見のスポットで、毎年多くの花見客が集まりますが、公園が広いこともあり、ハイシーズンでもそこまで混雑することはありません。
剛ノ池のパークハウス周辺など人気スポットは少し早めに場所取りをしたほうが良いですが、それ以外は場所取りをしなくてもお花見の場所に困ることはなさそうです。
土曜日曜でも11時くらいに行けば、桜の木の真下は埋まっているかもしれませんが、ある程度お花見の場所は選べると思います。
混雑時間
実測ではなく、あくまでも感覚的なものですが、お昼時12時から15時くらいが最もお花見客が多く、混雑度が高いです。
また、毎年桜が見頃となる週末には「明石公園さくらまつり」が開催されており、このタイミングと重なるとさらに混雑度がアップします。
と言っても、お花見をする場所は公園内に広くあることから、他の桜の名所に比べると混雑度は低めだと思います。
明石公園では、明石城(櫓・石垣)のライトアップや、イベントとして剛ノ池周辺のライトアップが行われることがありますが、基本的に夜桜のお花見は行われていないため、夕方までには人手は少なくなります。
食べ物や飲み物の買い出し
明石公園はJR明石駅前にありますので、食べ物や飲み物などの買い物に困ることはありません。
明石駅の構内には商業施設「ピオレ明石」でお惣菜を買うことができますし、スーパーも多く、東館の「成城石井」、南館の「パントリー」、駅構内の「三杉屋」など、買い物ができるお店はたくさんあります。
お花見のシーズンには、ピオレや三杉屋から「お花見弁当」の販売も行われています。
そのほか、明石駅の北側には「セブンイレブン」、明石公園の西側には「ミニストップ」など、コンビニも複数店舗あります。ちょっと南に歩けば「魚の棚商店街」もあります。
明石公園内にも、公園入口そばのカフェ「TTT」でテイクアウトができますし、剛ノ池のパークハウス(ボート乗り場)では軽食や飲み物の自動販売機も置かれています。
花見シーズンの土日には、西芝生広場周辺や剛ノ池東側に屋台も出ており、途中で足りなくなっても、お花見の買い出しに困ることはないと思います。
ちなみに、ブルーシートやクーラーボックスを忘れてしまったときは、明石駅から5分ほど東にある「アスピア明石」にダイソーが入っています。
明石公園でバーベキューはできる?
明石公園内では、焚火・直火、BBQコンロのいずれでもバーベキューは禁止です。
バーベキューをする場合は、公園内にあるカフェ「TTT」で夕方開かれているビアガーデン、または、少し離れますが大蔵海岸にある「ZAZAZA」を利用します。
トイレ・お手洗いについて
明石公園内には、園内全域を網羅するように14ヶ所のトイレが設置されており、お花見場所の近くにはトイレがありますが、花見シーズンの休日となるとどうしても混み合ってしまいます。
長い行列になることはありませんが、場所によっては女性用トイレは少し待たないといけないことがあると思います。
また、剛ノ池の西側は比較的人が少なくゆっくりできますが、トイレが少し離れますので、トイレの近い方やアルコールを多く飲まれる方はご注意ください。
明石駅のほうに行けばトイレはたくさんあります。
明石公園周辺の駐車場
明石公園には、南西側に「P1 協会駐車場」と東側に「P2 県営駐車場」の2ヶ所がありますが、お花見の時期、明石公園周辺の駐車場はすぐに一杯になっていまいます。
明石公園は明石駅のすぐ北側にありアクセスも良いので、できれば電車で行くのがおすすめです。
P1 協会駐車場
駐車台数 | 366台(普通車) |
営業時間 | 5:30~23:00(23:00以降も出庫可能) |
料金(平日) | 1時間毎:200円、営業時間内最大料金:600円 |
料金(土日祝) | 1時間毎:200円、営業時間内最大料金:800円 |
備考 | 高さが2.2m以上の車は入庫できません |
西芝生広場、武蔵の庭園、本丸でお花見をするなら、こちらの駐車場が便利です。
P2 県営駐車場
駐車台数 | 134台(普通車) |
営業時間 | 7:30~21:00(21:00以降も出庫可能) |
料金 | 30分未満:無料、5時間まで:500円、以降1時間毎に100円追加 |
1日(24時間迄)の最大料金 | 1,000円 |
剛ノ池、千畳芝、桜堀、子どもの村でお花見をするなら、こちらの駐車場が便利です。
周辺駐車場
その他、明石公園・明石駅周辺に駐車場は多数あります。
比較的明石公園から近く、最大料金の設定のある駐車場をいくつかピックアップしました。
- タイムズ明石駅北(兵庫県明石市山下町13)
- タイムズ明石駅南(兵庫県明石市大明石町1-4)
- タイムズ明石駅北第3(兵庫県明石市山下町8)
- タイムズ明石鷹匠町(兵庫県明石市鷹匠町9-8)
- 明石市立駅前駐車場(兵庫県明石市山下町14-7)
- アスピア明石駐車場(兵庫県明石市東仲ノ町6-1)
明石公園へのアクセス
電車の場合
- 新幹線「西明石駅」よりJR「明石駅」まで5分
- JR「明石駅」、山陽「明石駅」より徒歩5分
車の場合
- 第二神明道路「大蔵谷I.C」より約10分
- 第二神明道路「玉津I.C」より約15分
【所在地】兵庫県明石市明石公園1-27
ホームページ 明石公園