明石駅観光案内所が年内再整備の計画
明石市議会の最大会派「自民党真誠会(旧真誠会)」の市政レポートによると、明石駅観光案内所が年内をめどに再整備される計画があるようです。
場所は、明石駅ビルにあるピオレ明石西館。今ある観光案内所を拡大・拡充する計画のようです。
高齢者の方や障がいをお持ちの方でも使いやすい安心安全な観光案内所、車椅子でも利用しやすいユニバーサルデザインの公共トイレのほか、幼児トイレ、おむつ交換台、授乳室等のある子育てサポート室も整備される予定です。
総事業費は1億円。観光振興事業費補助金の活用により、明石市と国が半分ずつ負担することになるようです。
ホームページ 明石市議会 真誠会 市政レポートNo.13発行
(仮称)ユニバーサルツーリズムセンターの整備イメージ
明石市のユニバーサルデザインのまちづくり協議会でも正式に計画が発表されていました。
計画では、今の観光案内所からパントリーの前辺りまでピオレの建物自体を拡張する工事があるようです。スタバ含め今入っている店舗の移動もかなり発生しそうです。
奥まったところにあったトイレも分かりやすくなり利便性が高まりますね。
ホームページ 明石市ユニバーサルデザインのまちづくり協議会(明石市)
ユニバーサルツーリズムとは
ユニバーサルツーリズムとは、観光庁が促進している政策で、コンセプトは「すべての人が楽しめるよう創られた旅行」。高齢や障がい等の有無にかかわらず、誰もが気兼ねなく参加できる旅行を普及させようとするものです。
ユニバーサルツーリズムセンターは、ユニバーサルツーリズムを実践する窓口。兵庫県では、観光都市である神戸市に神戸ユニバーサルツーリズムセンター(神戸ポートタワー横のビル)が設置されています。
観光案内だけにとどまらず、外出介護のヘルパーや看護師の派遣、リフトつきタクシーの手配、ホテルでのきざみ食の用意、車いすや電動ベッドの手配などの支援活動も行われています。
明石市も今以上に観光地としての魅力を高めるためにも、ユニバーサルツーリズムセンターの設置に期待が集まります。