大迫力の鉄砲隊演武を見てきました
明石公園で開催されている「時のウィーク」メインデー。
園内ではさまざまなイベントが行われていますが、メインのイベントは西芝生広場で行われる岡山城鉄砲隊による火縄銃の演武です。
目の前で見る演武は発砲の音も大きく大迫力でした。
一斉立放ちの演武
甲冑を身にまとった隊士が一列に並んで発砲をします。
発砲の瞬間に出る火花が凄いです。空砲で音だけですが、かなり大きな音も響き渡ります。
撃ち終わった後は煙でモクモクです。火薬の臭いも凄いです。
馬上筒の演武
馬の上から片手で撃てるように短い火縄銃。ピストルのような銃で、音も軽快です。
一人ずつ順番に撃ちます。
弾込め実演
隊士が目の前に来て、弾込めを実演してくれます。
実際には弾を入れませんが、銃の仕組みから弾を込める手順を説明してくれます。
大筒の演武
大口径の大筒の演武もありました。
用意されている大筒は、20匁・30匁・50匁・70匁。
撃ち方もいろいろ紹介されて、興味深いです。
大筒は、人を撃つのではなく、主に城門や武器を破壊するために使われていたようです。
威力が強力な代わりに撃った反動も大きく、この日の演武でも、発砲した後、後方に飛ばされて転倒していました。
ほら貝で演武が終了
演武の時間は30分ほど。最後は隊士がほら貝を吹いて演武が終了。
間近に見る火縄銃の発砲は大迫力。また、見るだけでなく音や匂いも間近に感じることができる楽しい演武でした。