明石市立文化博物館で企画展「明石の木造船」開催
明石市立文化博物館にて、2022年6月2日（木）～26日（日）の期間で、企画展「明石の木造船」が開催されます。
海に面した明石では、古くから木造船を使った漁や運搬が盛んでした。
活魚の運搬には、船内のいけすに魚を入れて生きたまま運ぶ「生船（なません）」が使われていましたが、明治時代に明石で改良された「明石型生船」は性能がよく、淡路島、香川、愛媛など西日本で広く普及していました。
展示では「明石型生船」をはじめ、遺跡から出土した古墳時代の丸木舟、昭和まで使われていた木造漁船の部材や模型、写真などを通して、明石における木造船の歴史を辿ることができます。
「明石型生船」は、明石の名前が付けられていますが、残念ながら、明石でこの船のことをよく知る人は少ないと言われています。この機会に明石が誇った木造船の歴史を学んでみませんか？
観覧料は、大人200円、大高生150円、中学生以下は無料。
関連イベントとして、6月11日（土）には「明石型生船ゆかりの地 見学ツアー」も開催。焼玉エンジンを動かす様子の見学や明石型生船にゆかりのある地を歩いてまわります。
6月19日（日）には、講演会「海峡が育んだ木造船文化」も開催されます。
どちらも事前申込が必要です。
明石の木造船
【開催日時】2022年6月2日（木）～6月26日（日）
【休館日】月曜日
【時間】9:30～18:30（入館は18:00まで）
【観覧料】大人：200円、大学生・高校生：150円、中学生以下：無料
【場所】明石市立文化博物館 1階特別展示室
【住所】兵庫県明石市上ノ丸2-13-1
【アクセス】JR・山陽明石駅より北へ徒歩5分
ホームページ 明石市立文化博物館
