明石市トライやる・ウィークが開催されます
明石市トライやる・ウィークが、2023年6月5日(月)~6月9日(金)に開催されます。
「トライやる・ウィーク」は、市内の中学2年生を対象にした職場体験です。農業や酪農・漁業など農林水産体験活動、地域の職場での体験活動、文化・芸術創作体験活動、ボランティア・福祉体験活動、外国人との交流など、社会に出てさまざまな体験をすることができます。
兵庫県教育委員会の公表している手引きを見ると、「トライやる・ウィーク」が始まったのは1998年。1997年に起きた神戸連続児童殺傷事件(いわゆる酒鬼薔薇事件)がきっかけ。この事件は犯人が普通の中学生だったことから、当時社会問題にもなりました。
この事件を機に、思春期で様々な葛藤や不安を持つ年頃の中学生に対し、心の教育として現場を学習させようと職場体験がスタートしました。
職場体験を通じて、周りの人と協力・協働しながら社会と関わり、また自ら考え主体的に行動し問題を解決する能力を育成することも「トライやる」の目的の一つです。
早い時期に社会に関わっておくことはその後の人間形成に大きな影響を与えてくれそうですね。
私が中学生の頃にはまだ実施されていませんでしたが、もし当時「トライやる・ウィーク」があったら是非参加してみたかったなと思います。ただし、あの頃の自分が積極的に参加したかはちょっと疑問ですが・・・。
明石市トライやる・ウィークの開催日・対象
【開催日】2023年6月5日(月)~6月9日(金)
【対象】全県下公立中学校2年生及び市立盲・養護学校中学部2年生等
ホームページ 地域に学ぶ中学生・体験活動週間「トライやる・ウィーク」