明石市の人口が30万人を突破しました
令和2年(2020年)の国勢調査速報値で、明石市の人口が303,838人となり、初めて30万人を突破しました!
毎月発表されている推計人口(平成27年(2015年)の国勢調査人口に毎月の人口流入数を加減した数値)では、すでに平成29年(2017年)の時点で30万人を超えていましたが、正式な数値としては今回の国勢調査速報値が初となります。
人口の増加数はこの5年で約1万人(10,429人)。YouTubeの明石市長チャンネルによると、人口が増えたことにより国からの交付金も10億円ほど増加する見込みのようで、さらに住みやすい街づくりが進められることになります。
政令指定都市(政令市)への移行を目指す考え
本日の神戸新聞NEXTの記事によると、現在明石市は中核市ですが、今後さらなる権限の移譲を進めるため政令指定都市(政令市)への移行を目指す考えを明石市長が発表しています。
兵庫県明石市の泉房穂市長は27日の記者会見で、市内人口が初めて30万人を超えた機をとらえ、さらなる権限の移譲を進めるために政令指定都市(政令市)への移行を目指す考えを明らかにした。
泉市長は、政令市への移行でも、人口要件を50万人から30万人に緩和するよう地方自治法の改正を国へ要望する意向を表明。同時に政令市と同じ水準の権限を求め、兵庫県に対して今年6月、条例改正を提案する。
具体的には病院の開設許可、病床数や病床の種別変更に加え、市立学校の教職員の任命などに関する権限を想定している。
政令指定都市(政令市)のハードルはかなり高いものですが、政令指定都市(政令市)になれば、県の権限や財源の一部が市に移され、都市計画や教育などにおいて、市の実情に合わせた街づくりをすることができるようになります。また宝くじの発行も可能になるようですね。