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明石公園の隠れた名所を巡る「幸せスポット巡りコース」
「日本100名城」「さくらの名所100選の地」「日本の都市公園100選」などにも選ばれている明石公園。
全国に12しかない三層櫓のうち、坤櫓(ひつじさるやぐら)と巽櫓(たつみやぐら)という2つの櫓があることや、東西380メートルにも及ぶ全国有数の長さを誇る石垣、宮本武蔵ゆかりの庭園など、誰もが知る有名なスポットが数多く存在します。
でも明石公園のスポットはそれだけではありません。知る人ぞ知る名所もあるんです。
そんな隠れた名所を巡る「幸せスポット巡りコース」のマップが公開されています。
「幸せスポット巡りコース」のマップは、明石公園に入ってすぐ右手にある「明石公園サービスセンター」の窓口でもらうことができます。
逆さペアやぐら
武蔵の庭園から東芝生広場に行く途中にある「藤見池」奥のベンチからの眺めです。
風のない晴れた日には、池の水面に逆さ櫓がきれいに映し出されます。映った2つの櫓の姿を含めて、4基の三層櫓が同時に見られるのは明石城だけです。
池の周りにはベンチがいくつか設置されていて、人の通りも少ないので、のんびりできる穴場スポットでもあります。
縁結び・夫婦円満のクスノキ
2ヶ所目は、「縁結び・夫婦円満のクスノキ」です。
武蔵の庭園の東側の道を北に進むとすぐに見つかります。
二つの幹が途中で合流する珍しいクスノキで、このような樹木は「連理の木」と呼ばれます。
幹と幹がつながる様子は縁起がよく、縁結びの・夫婦円満の象徴とされています。
ハートを探せ
3ヶ所目は、幸せスポット巡りの中でも一番見つけにくい場所にあるハートストーンスポット。
観光地にあるハートストーンは人工的に作られたものも多いのですが、ここのハートストーンは100%天然!地衣類(菌類と藻類とが共生して一体となっている植物)によって自然に作り出されたものらしいですよ。
偶然できた形と思えないほど見事なハート型じゃないですか?
ハートストーンの場所は、巽櫓へ昇る東側階段の中腹辺りの海側。
見つけるのも楽しみなので詳しい場所は書きませんが、ヒントはこの辺。
是非探し出してみてください。
※危ないので柵の外には出ないようにしてください
桜に抱かれたモミジ
4ヶ所目は、桜堀のすぐそばにあるこちらの桜の木。
柵で囲まれ、案内の札が出ているのですぐ見つかります。
桜の幹のくぼんだところから紅葉(モミジ)が生えている珍しい様子を見ることができます。
春の桜と、秋のモミジ。イメージの異なる二種の樹木が、一緒に仲良く寄り添う姿にドラマを感じさせます。
水鳥たちの祝福
最後は、剛ノ池のボート乗り場にあるこちらのスポット。
剛ノ池は、四季を問わず、色々な水鳥が見られる野鳥の宝庫です。
家族で泳ぐ鴨が仲良さそうです。
横にあるパークハウスで買えるエサを上に向けて投げ入れるとユリカモメの祝福を受けることができます。
幸せスポット巡りコース
全部で5ヶ所の幸せスポットを巡るコース。
途中展望台に寄ったりしながら、ゆっくり巡っても30分ほどで見て回れます。
剛ノ池の周りも少しずつ紅葉が始まっています。
のんびり自然を感じながら明石公園を散歩してみませんか?
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