明石公園・西芝生広場で「明石薪能」開催
伝統文化を今に伝える催し「明石薪能」が、2022年10月1日(土)に明石公園で開催されます。
25回目を迎える今回の演目は、狂言「水掛聟(みずかけむこ)」と能「小鍛冶~白頭~(こかじ はくとう)」。
明石公園の西芝生広場に移動式の能舞台が設置され、かがり火の中、明石城を背景に狂言や能を堪能することができます。
チケットは、あかし案内所、明石市立市民会館、明石市立西部市民会館、明石文化国際創生財団、チケットぴあで販売中です。
お能を楽しむための会
当日の能「小鍛冶」を楽しむために、事前解説講座が開かれます。
能についての基礎知識から、当日の演目「小鍛冶」の解説まで、資料を使って分かりやすく、楽しく学べる初心者向けの講座です。
事前に解説を受けておけば当日の能舞台をより堪能することができます。
参加料は無料ですが、事前申込が必要です。申込は8月16日から。
【開催日時】
①2022年9月16日(金)18:30~20:00
②2022年9月24日(土)10:00~11:30
③2022年9月24日(土)13:00~14:30
【講師】観世流能楽師 笠田 昭雄
【定員】各回30名(先着順)
【料金】無料
【場所】ウィズあかし ①②学習室803、③学習室802
【所在地】兵庫県明石市東仲ノ町6-1 アスピア明石北館8階
小鍛冶のあらすじ
平安時代に、悪夢を見た一条天皇は勅使の橘道成を遣わし、刀匠の三条宗近に剣を造るように命じます。宗近は、自分と同様の力を持った相鎚を打つ者がいないために打ち切れないと訴えますが道成は聞き入れません。困った宗近は氏神の稲荷明神に助けを求めて参詣します。そこで宗近は、不思議な少年に声をかけられます。少年は、昔の様々な霊剣、中でも草薙剣の故事を物語り、相鎚を勤めることを約束して予告して稲荷山に消えていきました。家に帰った宗近が身支度をすませて祭壇を築き、礼拝していると稲荷明神のご神体が狐の精霊の姿で現れ、「相鎚を勤める」と告げます。先ほどの少年は、稲荷明神の化身だったのです。明神の相鎚を得た宗近は、無事に剣を鍛え上げ天下無双の霊剣“小狐丸”が出来上がりました。明神は小狐丸を勅使道成に捧げた後、雲に乗って稲荷の峯に帰っていきました。
第25回明石薪能
【開催日】2022年10月1日(土)
【時間】16:30開場、17:30開演
【場所】明石公園 西芝生広場(組立式能舞台)
【チケット】一般(前売)3,000円(当日)3,500円、高校生以下 1,000円
【チケット販売日】2022年8月3日(水)~
【チケット販売所】あかし案内所、明石市立市民会館明石市立西部市民会館、明石文化芸術創生財団、チケットぴあ
ホームページ 令和4年度第25回明石薪能