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明石天文科学館で「マンホールカード」をもらってきた
皆さん、マンホールカードって知ってますか?
マンホールカードとは、GKP(下水道広報プラットホーム)が企画・監修する取り組みで、全国の自治体にある個性豊かなマンホールをデザインしたカードです。
2016年に第1弾のカードが発行され、明石市では第7弾として2018年にマンホールカードの配布が始まりました。配布場所は明石天文科学館。
今年に入り、明石天文科学館にも入場したり、時の道の散歩がてらに何度か前を通っていましたが、配布はすでに終了しているものと勝手に思い込んでいたこともあり、未だもらえていませんでした。
今回、天文科学館に取材に行く機会があり、何気なく受付の方にマンホールカードのことをお聞きすると「配布してますよ」ということで、喜んで1枚いただいてきました。
受付簿のようなものに、日付とどこから来たかを記入するのですが、いまだに一定数の方がもらいに来ているようです。
明石市のマンホールカード
明石市のマンホールカードは、天文科学館と子午線がデザインされています。
市内のマンホールにデザインされていますので、見たことのある方も多いのではないでしょうか。
ただ注目点は、黒1色ではなく、白黒のデザインになっていること!
この白黒にデザインされたマンホールは、明石市内でも2ヶ所しか設置されていないのです。
また、裏面には、デザインの由来が記載されています。明石天文科学館は阪神淡路大震災で被災し改修されていますが、震災前の天文科学館の写真や、天文科学館の開館からいまだ現役で稼働している長寿日本一のプラネタリウムの写真も載っています。
カードと同じ白いマンホールを探してみます
白いマンホールは、天文科学館の近くにあります。
実際に設置されているマンホールを探しに行きます。
1つ目の白いマンホール
1つ目は天文科学館の真ん前。入り口を出たところにあります。
ちょっと汚れていますが、マンホールカードと同じデザイン・同じ色使いです。
2つ目の白いマンホール
もう一つはちょっと離れますが、ちょっと西に行った、湧き水「亀の水」のそばにあります。
位置的には、亀の水のある場所から10mほど西に行ったところです。
ちなみにこちらは普通のマンホールです。
なぜこの2ヶ所のマンホールだけ白いの?
なぜこの2ヶ所だけが白いマンホールなのか?
それは経度の測定方法には種類があり、天体観測に基づく「天文経度」と、一般的な地図測定の基準となる「測地経度」があり、天文科学館の前にあるマンホールは天文経度の東経135度(子午線)、亀の水そばのマンホールは測地経度の東経135度(子午線)の線上にあるためとのこと。
明石天文科学館に行く際には、是非この白いマンホールも見に行ってみてください。
付近は「時の道」という明石の散歩道もあり、のんびり散策をしても楽しいですよ。
明石天文科学館について
【休館日】月曜日、第2火曜日、年末年始
【営業時間】9:30~17:00(入場は16:30まで)
【観覧料】大人:700円、高校生以下:無料、各種割引あり
【所在地】兵庫県明石市人丸町2-6
【アクセス】JR明石駅から東へ徒歩約15分、山陽電車人丸前駅から北へ徒歩約3分
ホームページ 明石市立天文科学館