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明石城 観月会2022レポート
中秋の名月となる2022年9月10日(土)、明石公園内の武蔵の庭園で、秋のお月見イベント「明石城 観月会2022」が開催されました。
少し明るさの残る18時から観月会はスタートしました。今年は、最後の天体観望会はなく(明石天文科学館で実施)、前半の朗読会・後半の和楽器演奏の2部構成。
さすがに人気イベント。多くの方が来られていて、ステージとなる御茶屋の前に用意されている100席ほどの椅子はすぐに埋まっていました。
まだ暑さはありますが、ちょうど過ごしやすい気温。立って見ている方や、庭園に座って耳を傾けている方など、皆さん思うように過ごしていました。
前半は朗読会。(18:05~18:45 おだかの会)
ライトアップされた明石城と庭園の御茶屋が浮かび上がり、幻想的な雰囲気です。
普段朗読を聞く機会はありませんが、こういった雰囲気の中で聞く朗読もいいもんですね。
きちんとストーリーを追いながら聞いていると話も面白い!
この日のプログラムは、
- 和歌七首(柿本人麻呂、紫式部、西行法師、素性法師、正岡子規、斎藤茂吉、伊藤左千夫)
- 『美人の日本語』 山下景子 著
- 『日日是好日』 お茶が教えてくれた15のしあわせ 森下典子 著
- 『たまごとおつきさま』 岡内籌子 作、村山知義 画
- 講談えほん『宮本武蔵 山田真龍軒』 神田松之丞 監修、石崎洋司 文、飯野和好 絵
- 絵本『ふしぎな月』 富安陽子 文、吉田尚令 絵
朗読会が終わるころには日も完全に落ちてきました。
後半は和楽器の演奏会。(18:50~19:30 新都山流尺八樂・日本当道音楽会なでしこ会)
琴と尺八の音楽演奏が始まりましたよ。
まさにこの雰囲気にぴったり。皆さん、演奏に聞き入っていました。
プログラムは、篝火(かがりび)、秋のうた、荒城の月、花かけ変奏曲。
庭園の中で、ゆっくりと音楽に耳を傾ける心地よいときを過ごします。
残念ながらお月様は見れませんでしたが、贅沢な時間になりました。
明石城の櫓もライトアップされ、幻想的な雰囲気でしたよ。
明石城観月会
【開催日】2022年9月10日(土)
【時間】18:00~19:30
【参加料】無料
【会場】明石公園 武蔵の庭園
【所在地】 兵庫県明石市明石公園1-27