明石の酒蔵巡り
神戸の灘に対し、明石は「西灘」と呼ばれる酒どころ。最盛期には60以上の酒蔵があったのだとか。
今でも大久保・江井島~魚住の周辺では、酒蔵がいくつかあり、お酒造りが行われています。
今回は散歩がてら明石市内の酒蔵(西灘)を巡ってきました。
板壁の蔵や趣きのある建物も多く、見ているだけでも楽しいです。
太陽酒造
酒蔵巡りのスタートは、江井島海岸のすぐ近くにある「太陽酒造」。
「淡麗辛口に反旗を翻す」と、純米・無濾過・無添加の原酒にこだわって、飲み応えのある濃醇な味わいのお酒を造っています。
主な銘柄:赤石、たれくち、太陽、神稲(くましね)
創業:天保10年(1839年)
【住所】兵庫県明石市大久保町江井島789
大和酒造
そのまま西に向かって、お次は「大和酒造」
中国で酒造りをしていた会社で、戦後昭和30年に明石で創業。
門の外からは雰囲気はわかりませんでしたが、生産量明石市内最大の酒蔵みたいですね。
主な銘柄:大和鶴(やまとつる)
創業:昭和30年(1955年)
【住所】兵庫県大久保町西島1063-2
江井ヶ嶋酒造
「ながさわ明石江井島酒館」にちょっと寄り道をして、そのまま西に進むと「江井ヶ嶋酒造」が見えてきました。
ご存知「神鷹」の酒蔵ですね。道路沿いが板の壁になっていて歴史を感じさせます。
日本酒のほか、ウイスキーやワインなども造っています。
主な銘柄:神鷹(かみたか)
創業:明治21年(1888年)
【住所】兵庫県明石市大久保町西島919
茨木酒造
住吉神社に寄ってアジサイを見た後、最後は「茨木酒造」。
4月に魚の棚商店街で開催された日本酒イベント「饗宴のとき」でもいただいた「來樂」の酒蔵ですね。
明石のお酒では「來樂」が一番よく飲んでいるかも。
主な銘柄:來樂(らいらく)、花乃蔵(はなのくら)
創業:嘉永元年(1848年)
【住所】兵庫県明石市魚住町西岡1377