明石公園で流鏑馬(やぶさめ)神事
明石城築城400年を記念した流鏑馬(やぶさめ)神事が開催されました。
目の前で本物の流鏑馬が見られるとあり、期待して会場に行ってきました。
会場は明石公園の西芝生広場。広場の真ん中に流鏑馬の馬場が作られています。
会場の裏には今日の流鏑馬で走る馬が準備運動をしていました。
今日走る馬は「うしわか」と「しゃなお」の2頭。九州からやってきているとのこと。
流鏑馬本義の前に流鏑馬奉納の神事
流鏑馬本義の前に流鏑馬奉納の神事が行われます。
流鏑馬本義が始まりました
流鏑馬の前に、鏑矢で空と大地を射る天長地久式(てんちょうちきゅうしき)を行います。天長地久式は、天下泰平、国家安泰、万民息災を祈る儀式とのこと。
儀式が終わったら、スタート地点の馬場元に移動します。
馬場元にいる馬場奉行が、的や馬場の状況を確認してから、大きな扇を使って馬場末にいる総奉行に合図を送ります。
この合図が流鏑馬の馬が走り出す合図です。
流鏑馬の的です。的は2つあり、こちらは1つ目の的です。
一般的には、的は3つ用意されるようですが、明石の会場は距離が短いことから的は2つだけ。
思ったよりも小さく、走っている馬の上から小さな的を射貫くのは本当に難しそうです。
馬場元から走り出します。
馬場と見学場所の距離が近く、目の間を通過していく馬は大迫力です。
残念!タイミングが合わず的を射貫くことはできませんでした。
2頭目。見事に矢が的に向かっています。
的が割れるときはパンっと割れる気持ち良い音が響きます。
的に当たると大きな歓声と拍手が起こります。
反対から見ると、矢がこちらに向かってくるようで迫力があります。
テレビでしか見たことのなかった流鏑馬を目の前で見ることができました。間近を走る馬は大迫力。馬の走る音や的の割れる音も実際に聞くことができ良い体験ができました。
流鏑馬(やぶさめ)神事
【開催日】2019年5月11日(土)
【時間】13:00~16:00(雨天決行)
【観覧】無料
【場所】明石公園 西芝生広場
【所在地】兵庫県明石市明石公園1-27